【2月6日 AFP】インド北部のウッタルプラデシュ(Uttar Pradesh)州で前週、インド・チベット国境警察(Indo-Tibetan Border PoliceITBP)の採用説明会が開かれ、10万人もの求職者が殺到したが、帰路、定員超過状態となった列車の屋根に乗った若者のうち18人が、低い橋の下を通過した際に頭を下げきれずに死亡した。

 また、登録手続きの繁雑さにいらついた一部の若者が列車に放火するといった事態も起きた。

 採用枠があったのは416件分の仕事だけだったが、ITBPの説明会が行われたバレーリー(Bareilly)には、奥地の貧しい平野をまたがる複数の州から若者を中心とする人びとが大挙し、様々な交通手段で何時間もかけて押し寄せていた。(c)AFP/Adam Plowright

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