南極沖で韓国漁船が突然沈没、5人死亡 17人不明
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【12月13日 AFP】ニュージーランド海事当局によると13日、南極近海で韓国の漁船が沈没し、5人が死亡、17人が行方不明となっている。
この漁船は韓国船籍の「第一仁成(Number One Insung)」号で、13日午前6時30分(日本時間同2時30分)ごろ、南極マクマード基地沖約1000海里の海域で沈没した。沈没前に漁船から緊急信号は出ておらず、何らかの理由で突然、沈んだとみられる。
南極海は波が荒いことで有名だが、当局によると13日の天候は風速10ノット、波の高さも1メートル程度だった。
救助関係者によると、南極海の水温は非常に冷たく、適切なウェットスーツを着用していなければ、生存可能時間はわずか10分程度。付近で操業していた漁船5隻が当局の指示のもとで救援作業にあたっており、これまでに20人が救助された。
「第一仁成」号の母港、釜山(Busan)の沿岸警備隊によると、乗組員の国籍内訳は韓国人8人、中国人8人、インドネシア人11人、ベトナム人11人、フィリピン人3人、ロシア人1人。(c)AFP
この漁船は韓国船籍の「第一仁成(Number One Insung)」号で、13日午前6時30分(日本時間同2時30分)ごろ、南極マクマード基地沖約1000海里の海域で沈没した。沈没前に漁船から緊急信号は出ておらず、何らかの理由で突然、沈んだとみられる。
南極海は波が荒いことで有名だが、当局によると13日の天候は風速10ノット、波の高さも1メートル程度だった。
救助関係者によると、南極海の水温は非常に冷たく、適切なウェットスーツを着用していなければ、生存可能時間はわずか10分程度。付近で操業していた漁船5隻が当局の指示のもとで救援作業にあたっており、これまでに20人が救助された。
「第一仁成」号の母港、釜山(Busan)の沿岸警備隊によると、乗組員の国籍内訳は韓国人8人、中国人8人、インドネシア人11人、ベトナム人11人、フィリピン人3人、ロシア人1人。(c)AFP