カンタスのA380エンジン爆発、設計に問題か
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【11月5日 AFP】豪カンタス(Qantas Airways)航空の最新鋭大型旅客機エアバス(Airbus)A380が飛行中にエンジントラブルに見舞われ緊急着陸した事故で、同社のアラン・ジョイス(Alan Joyce)最高経営責任者(CEO)は5日、シドニー(Sydney)の本社で記者会見し、ロールスロイス(Rolls-Royce)製エンジンの設計に問題があった可能性を指摘した。
ジョイスCEOは、初動調査で「素材あるいは設計に問題があった」可能性が示唆されていると明かした。エンジンは納入以来、ロールスロイスがメンテナンスしているというが、同CEOは「メンテナンスではなく、素材か設計に問題があった可能性が強いと考えている」と述べた。
事故機は4日、シドニーへ向かってシンガポールのチャンギ国際空港(Changi International Airport)を離陸後、インドネシア上空でエンジン1基が爆発し、シンガポールへ引き返して緊急着陸した。
現在、同型のエアバスA380は世界で37機が運行されている。カンタス航空は現在、運航する6機について8時間をかけて安全点検を行っているが、48時間以内に運行再開できるとしている。
2007年にA380を世界で初めて導入したシンガポール航空(SIA)も、4日に予防措置として運行をいったん見合わせたが、検査後に運行再開を発表している。(c)AFP/Talek Harris
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事故機は4日、シドニーへ向かってシンガポールのチャンギ国際空港(Changi International Airport)を離陸後、インドネシア上空でエンジン1基が爆発し、シンガポールへ引き返して緊急着陸した。
現在、同型のエアバスA380は世界で37機が運行されている。カンタス航空は現在、運航する6機について8時間をかけて安全点検を行っているが、48時間以内に運行再開できるとしている。
2007年にA380を世界で初めて導入したシンガポール航空(SIA)も、4日に予防措置として運行をいったん見合わせたが、検査後に運行再開を発表している。(c)AFP/Talek Harris
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