【10月14日 AFP】(写真追加、一部更新)チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で13日夜(日本時間14日午前)、地下に閉じこめられていた最後の鉱山作業員でリーダーのルイス・ウルスア(Luis Urzua)さんが救出され、33人全員が無事生還した。

 ウルスアさんが救出用カプセル「フェニックス(不死鳥)」から姿を現すと、現場にはサイレンが鳴り響き、チリ国旗カラーの風船33個が夜空に放たれた。鉱山入口に設置された「希望キャンプ」では、作業員らの生還を待ち続けた家族らが喜びの涙を流して空高く舞い上がる風船を見つめた。

 やがて、チリ国歌の合唱となり、ウルスアさんもセバスティアン・ピニェラ(Sebastian Pinera)大統領とともに歌の輪に加わった。(c)AFP/Marc Burleigh

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