作業員33人の元気な動画、チリ鉱山落盤事故
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【8月27日 AFP】チリ北部のサンホセ(San Jose)鉱山で起きた落盤事故で地下700メートルに閉じ込められた作業員33人の元気な様子が映ったビデオが26日、地上に届いた。
45分間のビデオのうち公開された部分には、温度も湿度も高い地下の避難所で21日間が経過したにもかかわらず元気な作業員たちの姿が映っていた。作業員の1人は伸びたひげを見せながら、避難所の隅に置かれた医療品を指さし「なんでもみんなで計画的にうまくやっている」と語った。また「ここが娯楽場所、ここが話し合って計画をたてる場所、ここが礼拝の場所」などと、避難所内を用途別に分けて使っていると説明した。
またこの映像を撮影した小型カメラに向かって、10人ほどの作業員たちが手を振る様子も見えた。ビデオは作業員33人の家族に見せられた後、チリのテレビでも放映された。
カメラは、22日から作業員たちに食糧などを届けるために使っている金属製のカプセルに入れて、地表から700メートル下の高さを下ろした。23日には先に下ろした簡易カメラから、薄暗がりの中の作業員の顔や鉱山用ランプなどを撮影した、事故後初めての映像が届いていた。(c)AFP/Moises Avila Roldan
45分間のビデオのうち公開された部分には、温度も湿度も高い地下の避難所で21日間が経過したにもかかわらず元気な作業員たちの姿が映っていた。作業員の1人は伸びたひげを見せながら、避難所の隅に置かれた医療品を指さし「なんでもみんなで計画的にうまくやっている」と語った。また「ここが娯楽場所、ここが話し合って計画をたてる場所、ここが礼拝の場所」などと、避難所内を用途別に分けて使っていると説明した。
またこの映像を撮影した小型カメラに向かって、10人ほどの作業員たちが手を振る様子も見えた。ビデオは作業員33人の家族に見せられた後、チリのテレビでも放映された。
カメラは、22日から作業員たちに食糧などを届けるために使っている金属製のカプセルに入れて、地表から700メートル下の高さを下ろした。23日には先に下ろした簡易カメラから、薄暗がりの中の作業員の顔や鉱山用ランプなどを撮影した、事故後初めての映像が届いていた。(c)AFP/Moises Avila Roldan