【6月10日 AFP】米俳優ケヴィン・コスナー(Kevin Costner)氏は9日、メキシコ湾(Gulf of Mexico)の原油流出事故に関する米下院科学技術委員会(US House Committee on Science and Technology)の公聴会に出席し、自身が開発した油を水から分離する装置の説明を行った。

 1989年の石油タンカー「エクソン・バルディーズ(Exxon Valdez)」号の座礁事故をきっかけに、2000万ドル(約18億円)以上を投じて開発したもので、「流出した原油の回収に最も効果的な装置」と説明した。

 同氏によると、事故の対応に苦しむ英エネルギー大手BPも興味を示しており、注文に向けた動きを開始しているという。(c)AFP