リビア機墜落、唯一生存の少年が初コメント 「家に帰りたい」
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【5月14日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)の空港で12日起きた103人が死亡した旅客機墜落事故で、唯一の生存者となった9歳のオランダ人少年ルーベン(Ruben van Assouw)君が14日、オランダ紙の電話インタビューに応じ、初めて事故について語った。
日刊紙テレグラフ(Telegraaf)によると、ルーベン君は主治医の携帯電話で同紙記者と話し、事故については何も覚えていないと述べた。
「元気だけれど、足がとても痛い」
「今は病院にいて、周りには男の人たちと女の人たちがいる。どうやってここに来たのかはわからない。それ以上は何も知らない」
「家に帰りたくてたまらない」
同紙によると、ルーベン君には事故機に同乗していた両親と11歳の兄が死亡したことはまだ知らされていない。入院しているトリポリ市内の病院には13日、おばとおじが駆けつけたが、ルーベン君は2人に笑顔であいさつしたという。容態について主治医は「順調に回復している」としており、移送が可能な状態まで回復するのを待ってオランダに帰国する予定という。
アフリキーヤ・エアウェイズ(Afriqiyah Airways)8U771便(乗員乗客104人)の墜落事故では、ルーベン君以外の乗員乗客全員が死亡した。ルーベン君と家族は、南アフリカでの休暇から帰国する途中だった。
一方、リビア国営ジャマヒリヤ通信(JANA)によると、同国の最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の息子、サイフ・アルイスラム(Seif al-Islam)氏が13日、ルーベン君を見舞った。(c)AFP
日刊紙テレグラフ(Telegraaf)によると、ルーベン君は主治医の携帯電話で同紙記者と話し、事故については何も覚えていないと述べた。
「元気だけれど、足がとても痛い」
「今は病院にいて、周りには男の人たちと女の人たちがいる。どうやってここに来たのかはわからない。それ以上は何も知らない」
「家に帰りたくてたまらない」
同紙によると、ルーベン君には事故機に同乗していた両親と11歳の兄が死亡したことはまだ知らされていない。入院しているトリポリ市内の病院には13日、おばとおじが駆けつけたが、ルーベン君は2人に笑顔であいさつしたという。容態について主治医は「順調に回復している」としており、移送が可能な状態まで回復するのを待ってオランダに帰国する予定という。
アフリキーヤ・エアウェイズ(Afriqiyah Airways)8U771便(乗員乗客104人)の墜落事故では、ルーベン君以外の乗員乗客全員が死亡した。ルーベン君と家族は、南アフリカでの休暇から帰国する途中だった。
一方、リビア国営ジャマヒリヤ通信(JANA)によると、同国の最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の息子、サイフ・アルイスラム(Seif al-Islam)氏が13日、ルーベン君を見舞った。(c)AFP