【4月16日 AFP】黄海(Yellow Sea)で爆発・沈没した韓国海軍の哨戒艦「天安(Cheonan)」(1200トン級)について、沈没原因の究明に当たっている韓国調査団の専門家は16日、外部爆発の可能性が高いとの見解を示した。

 韓国軍は前日、天安の船尾部分を海中から台船上に引き揚げ、行方不明者のうち36人の遺体を収容した。その後の初期調査の結果、「内部爆発より外部爆発の可能性がはるかに高い」との見解に達したという。

「天安」は3月26日、黄海の北方限界線付近で爆発し、2つに裂けて沈没、46人が死亡あるいは行方不明となった。生存者は、爆発は船体外部で起きたと話している。

 韓国は、米国人7人とオーストラリア人3人を含む120人以上の専門家を動員し、原因の究明にあたっている。(c)AFP