海面から25メートル、貨物船の船員 甲板で猛毒クラゲに刺される
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【1月11日 AFP】オーストラリア北部沖で、海面から25メートルの高さがある大型貨物船の甲板で釣りをしていた船員が、指のつめほどの大きさながら致死性の猛毒で知られるクラゲに刺され、ヘリコプターで病院に搬送された。
クイーンズランド(Queensland)州のヘリコプター救助局によると、男性を刺した猛毒性の「イルカンジクラゲ」が釣り上げられたものなのか、荒波で甲板にはねあげられたものなのかは分かっていない。
しかし、刺された当時、男性が釣りをしていたのは沿岸から空路で1時間ほど離れたところに位置していたバラ積み貨物船の甲板で、海面から約25メートルの高さがあった。男性の顔には水しぶきはついていたという。
救助隊員の1人は「現実的に海面から25メートルもの高さのある貨物船の上にいて、クラゲに刺されるなんてことは万に一しかありえない」と驚いている。
男性は病院に搬送されたが、オーストラリア最悪の有毒クラゲによる災難を乗り切ったという。
このイルカンジ・クラゲの毒素に対しては解毒剤がない。刺されてもすぐには痛みを感じず、その間に毒素がまわって激しい筋肉痛や吐き気、急激な血圧上昇といった症状を呈し、時には心不全を引き起こす。(c)AFP
クイーンズランド(Queensland)州のヘリコプター救助局によると、男性を刺した猛毒性の「イルカンジクラゲ」が釣り上げられたものなのか、荒波で甲板にはねあげられたものなのかは分かっていない。
しかし、刺された当時、男性が釣りをしていたのは沿岸から空路で1時間ほど離れたところに位置していたバラ積み貨物船の甲板で、海面から約25メートルの高さがあった。男性の顔には水しぶきはついていたという。
救助隊員の1人は「現実的に海面から25メートルもの高さのある貨物船の上にいて、クラゲに刺されるなんてことは万に一しかありえない」と驚いている。
男性は病院に搬送されたが、オーストラリア最悪の有毒クラゲによる災難を乗り切ったという。
このイルカンジ・クラゲの毒素に対しては解毒剤がない。刺されてもすぐには痛みを感じず、その間に毒素がまわって激しい筋肉痛や吐き気、急激な血圧上昇といった症状を呈し、時には心不全を引き起こす。(c)AFP