【12月24日 AFP】フィリピン・マニラ湾(Manila Bay)で24日未明、客船が漁船と衝突した事故で、フィリピン沿岸警備隊は同日昼前までに4人の遺体を回収したと発表した。乗員乗客73人中46人は救出されたが、23人が依然として行方不明となっている。

 警備隊は客船「Catalyn B」号の沈没現場周辺で、救命胴衣を着用した女性1人など海上に浮いていた4人の遺体を回収した。

 客船は木造で全長67メートル。夜明け前にマニラ湾の入り口で、船体が鋼鉄製の漁船「ナタリア(Nathalia)」号(369トン)の側面に衝突し、まもなく沈没した。

 事故当時は、クリスマスに家族で集まるため、ルバング島(Lubang Island)へ帰省する客が多く乗船していた。(c)AFP


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