英仏海峡トンネルで列車5本立ち往生、2000人が車内で一夜
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【12月20日 AFP】英国とフランスを結ぶ英仏海峡トンネル(Channel Tunnel)で18日夜、高速鉄道ユーロスター(Eurostar)の列車5本が寒さのため立ち往生し、2000人以上の乗客が列車内で一夜を過ごした。
ユーロスターによると、5本の列車は18日午後8時30分から11時30分(日本時間19日午前4時30分~午前7時30分)にかけてトンネル内で相次いで立ち往生した。気温が低かったフランスから比較的気温が高いトンネルに入った際に、気温の差によって技術的なトラブルが生じたとしている。
乗客によると車内は停電し、空調も切れた。水や食料もなくなり、ユーロスター側から十分な状況の説明もなかったという。
ユーロスターは、19日午前中までに立ち往生した列車はすべてトンネルから移動し、列車内にいた乗客の約3分の2はロンドン(London)に到着したと発表した。19日はロンドンとパリ(Paris)、ベルギーのブリュッセル(Brussels)を結ぶ多くの列車が運休した。
ダイヤの乱れは20日も続く見通しで、クリスマスを控えた旅行者の足に大きな影響がでるとみられる。大寒波に見舞われた欧州では海や空の便にも大きな乱れが出ている。(c)AFP/Guy Jackson
ユーロスターによると、5本の列車は18日午後8時30分から11時30分(日本時間19日午前4時30分~午前7時30分)にかけてトンネル内で相次いで立ち往生した。気温が低かったフランスから比較的気温が高いトンネルに入った際に、気温の差によって技術的なトラブルが生じたとしている。
乗客によると車内は停電し、空調も切れた。水や食料もなくなり、ユーロスター側から十分な状況の説明もなかったという。
ユーロスターは、19日午前中までに立ち往生した列車はすべてトンネルから移動し、列車内にいた乗客の約3分の2はロンドン(London)に到着したと発表した。19日はロンドンとパリ(Paris)、ベルギーのブリュッセル(Brussels)を結ぶ多くの列車が運休した。
ダイヤの乱れは20日も続く見通しで、クリスマスを控えた旅行者の足に大きな影響がでるとみられる。大寒波に見舞われた欧州では海や空の便にも大きな乱れが出ている。(c)AFP/Guy Jackson