【11月24日 AFP】ロシア国防省やインタファクス(Interfax)通信などによると、同国西部ウリヤノフスク(Ulyanovsk)州にある海軍の武器庫で23日、爆発があり、兵士ら8人が死亡、2人が負傷した。

 インタファクス通信によると、死亡した6人のうち、2人は将校で6人は契約兵。負傷した兵士2人は病院で手当てを受けているが、生命の危険はないという。

 この武器庫では13日にも、爆破処理による弾薬の廃棄作業中に複数の爆発が発生する事故があったばかり。この事故では、爆風で倉庫の窓ガラスは粉々に壊れ、爆発による火災の消火作業にあたっていた消防士2人が死亡している。

 23日の爆発は、10日前の事故現場の後処理中に起きたもので、兵士らが弾薬をトラックに積み込む作業中に弾薬が爆発したとみられる。

 セルゲイ・モロゾフ(Sergei Morozov)知事によると、今回の爆発による周辺地域への損害はなく、住民に死傷者は出ていない。(c)AFP/Anna Malpas