【6月11日 AFP】(一部更新、写真追加)関西国際空港発オーストラリア・ゴールドコースト(Gold Coast)行きの豪格安航空会社ジェットスター航空(Jetstar)のエアバス(Airbus)A330-200型機で11日未明、飛行中の操縦室から出火し、同機はグアム(Guam)島に緊急着陸した。同社発表によると、乗客乗員203人にけがはなかった。

 ジェットスターによると、同機は関西空港発ゴールドコースト行きのJQ20便。離陸から約4時間後に操縦室の右側の窓付近から出火したが、乗務員がすぐに消し止め、日本時間11日午前1時20分ごろ緊急着陸した。乗客のほとんどが日本人だという。

 乗客らはすぐに近隣のホテルに移動した。ジェットスターは代わりのA330型機をシドニー(Sydney)からグアムに向かわせるとしている。また、豪運輸安全局(Australian Transport Safety BureauATSB)は事故原因解明のため調査団をグアムに派遣した。

 同機は、1日に大西洋に墜落したエールフランス(Air France)機と同型。ジェットスターは豪カンタス航空(Qantas)の子会社。(c)AFP/Talek Harris