【6月2日 AFP】乗客乗員228人を乗せて消息を絶ったエールフランス(Air France)航空AF447便を捜索中のブラジル空軍機が2日、同国のフェルナンド・デ・ノローニャ(Fernando do Noronha)島の北東650キロの海域で機体の「小さな破片」を発見した。ブラジル空軍が発表した。

 空軍のJorge Amaral報道官は、この破片がAF447便のものかどうかは、まだ確認がとれていないと語った。発見された破片の中には、座席部分もあったという。

 Amaral報道官は、「航空機の大きさと比較して、発見された破片が非常に少ないので、捜索活動を続けている」と述べた。

 また、これらの破片が消息を絶ったエールフランス機のものであることを確認するためには、「シリアル番号か、何らかの識別がついた破片」が発見される必要があると強調した。(c)AFP