解体中の工場で放射性物質が紛失、当局が徹底捜索を命令 中国
このニュースをシェア
【3月28日 AFP】中国北西部・陝西(Shaanxi)省銅川(Tongchuan)市で16日、解体作業中のセメント工場で使用されていた、危険な放射性物質を含んだ測定機器の所在がわからなくなり、当局が徹底的な捜索を命じていたことが明らかになった。中国国営新華社(Xinhua)通信が27日、報じた。
紛失した測定機器の主要部品である鉛の玉には、非常に危険性の高いセシウム137(Caesium-137)が含まれているという。
新華社の報道では、紛失したセシウム137の量については言及されていないが、ごく少量でも人間の神経系に損傷を与えるほか、死亡する場合もあると警告している。さらに、この物質は、水に触れると爆発する可能性もあるとしている。
陝西省の環境保護当局や警察は、紛失したセシウム137を見つけ出すよう緊急命令を出した。セシウム137を含む測定機器は、工場から出た最大5000トンに及ぶ作業くずの中に埋もれている可能性もあるという。
新華社の最新の報道では、当局が陝西省Fupingの製鉄所でセシウム137を発見したと報じられているが、これが紛失したものかどうかは明らかになっていないという。
陝西省当局はこれまでのところ、この件に関してコメントを発表していない。(c)AFP
紛失した測定機器の主要部品である鉛の玉には、非常に危険性の高いセシウム137(Caesium-137)が含まれているという。
新華社の報道では、紛失したセシウム137の量については言及されていないが、ごく少量でも人間の神経系に損傷を与えるほか、死亡する場合もあると警告している。さらに、この物質は、水に触れると爆発する可能性もあるとしている。
陝西省の環境保護当局や警察は、紛失したセシウム137を見つけ出すよう緊急命令を出した。セシウム137を含む測定機器は、工場から出た最大5000トンに及ぶ作業くずの中に埋もれている可能性もあるという。
新華社の最新の報道では、当局が陝西省Fupingの製鉄所でセシウム137を発見したと報じられているが、これが紛失したものかどうかは明らかになっていないという。
陝西省当局はこれまでのところ、この件に関してコメントを発表していない。(c)AFP