【12月23日 AFP】今年5月にベルギーのブリュッセル国際空港(Brussels Airport)で、米カリタ航空(Kalitta Air)所有のボーイング(Boeing)747型貨物機が離陸に失敗・大破した事故で、運輸当局は22日、ハヤブサの一種であるアメリカチョウゲンボウがエンジンに吸い込まれたことが事故原因だったと発表した。

 バーレーンに向かう予定だった事故機の機体は3つに大破した。また事故現場はブリュッセル北東部郊外ザベンテム(Zavantem)の住宅街に近かったが、乗員5人、住民ともにけがはなかった。近隣住民は滑走路の閉鎖を求めている。(c)AFP