ヨットレース中に負傷の選手、救助なければ死の危険も 診察医師
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【12月22日 AFP】単独無寄港世界一周ヨットレース「ヴァンデ・グローブ(Vendee Globe)」に参加中に負傷し、南極海でオーストラリア海軍のフリゲート艦「アランタ(HMAS Arunta)」に救出されたフランス人のヤン・エリス(Yann Elies)選手について、ヨット上で治療を行った医師が21日、同選手は救助されなければ洋上で死んでいただろうと語った。
オーストラリア航空医療サービス「ロイヤル・フライングドクター・サービス(Royal Flying Doctor Service)」のDavid McIlroy医師は、「わたしがエリス選手を初めて診察したが、その時、彼はうれしさをこらえきれないといったような表情をしていた」とAFPに語った。
同医師の話によると、エリス選手は大腿(だいたい)骨をひどく骨折しており、フリゲート艦へ搬送する前に固定が必要だった。また、あばら骨の骨折や肺の損傷の可能性もあり、容体は安定していたものの、負傷の程度は深刻なものだったという。
アランタは22日午後にも豪ウエスタンオーストラリア(Western Australian)州のフリマントル(Fremantle)港に入港する予定だが、同艦司令官は天候やエリス選手の容体次第だとしている。(c)AFP/Madeleine Coorey
オーストラリア航空医療サービス「ロイヤル・フライングドクター・サービス(Royal Flying Doctor Service)」のDavid McIlroy医師は、「わたしがエリス選手を初めて診察したが、その時、彼はうれしさをこらえきれないといったような表情をしていた」とAFPに語った。
同医師の話によると、エリス選手は大腿(だいたい)骨をひどく骨折しており、フリゲート艦へ搬送する前に固定が必要だった。また、あばら骨の骨折や肺の損傷の可能性もあり、容体は安定していたものの、負傷の程度は深刻なものだったという。
アランタは22日午後にも豪ウエスタンオーストラリア(Western Australian)州のフリマントル(Fremantle)港に入港する予定だが、同艦司令官は天候やエリス選手の容体次第だとしている。(c)AFP/Madeleine Coorey