【12月9日 AFP】(一部更新、写真追加)米カリフォルニア(California)州サンディエゴ(San Diego)で8日、訓練飛行中の米軍のFA-18戦闘機が住宅街に墜落した。パイロットは墜落前に脱出して無事だったが、墜落現場から3人の遺体が発見されたほか、1人が行方不明だという。航空当局者や軍関係者が明らかにした。

 米連邦航空局(Federal Aviation AdministrationFAA)の報道官は声明で、事故機は同日正午ごろ、着陸のためミラマー(Miramar)海兵隊航空基地に接近していたと述べた。

 海兵隊の報道官は、墜落原因については明らかになっていないと述べた。地元テレビは墜落現場から濃い白煙が立ち上がっている様子を報じた。

 地元消防・救急当局は、墜落で住宅1棟が全壊、もう1棟が広範囲にわたって損傷したほか、火災が発生したが現在は鎮火したと発表した。

 目撃者は地元テレビの取材に対し、事故機は映画『トップガン(Top Gun)』のワンシーンのようにらせんを描いて墜落したと述べた。(c)AFP