【12月4日 AFP】中国・陝西(Shaanxi)省定辺(Dingbian)県にある小中併設校の寮で1日夜、室内で石炭ストーブを使っていた女子児童11人が一酸化炭素中毒で死亡、1人が入院した。国営新華社(Xinhua)通信が2日、報じた。

 児童は全員小学4年生で、10歳前後。2日朝になって発見され、病院に搬送されたが、1人を除いて死亡が確認された。入院中の児童の容体は安定しているという。同通信によると、陝西省の副省長が調査のために現場の学校に派遣された。

 中国は冬になったばかりだが、北部では気温がすでに氷点下を記録する地方もある。(c)AFP