仏工場で従業員が被ばく、インドからの納入品に放射性物質
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【10月22日 AFP】フランス中東部の工場で、10月初旬にインドの会社から納入されたエレベーター用の発光ボタンに放射性物質が使われていたため、扱っていた作業員が被ばくしていたことが明らかになった。
フランスの原子力安全規制機関(Nuclear Safety Authority、ASN)が21日発表した声明によると、事故が起きたのは東部の町Chimilinにあるマフェレック(Mafelec)社の工場で、問題のボタンからは放射性物質のコバルト60が微量検出された。
ASNは、今回の事故は10人以上が基準値を超える放射能に晒されたため、7段階の国際原子力事象評価尺度のうち「異常事象」とされる「レベル2」と評価した。原子力業界以外の工場でレベル2の事故が起きるのは極めて珍しいという。(c)AFP
フランスの原子力安全規制機関(Nuclear Safety Authority、ASN)が21日発表した声明によると、事故が起きたのは東部の町Chimilinにあるマフェレック(Mafelec)社の工場で、問題のボタンからは放射性物質のコバルト60が微量検出された。
ASNは、今回の事故は10人以上が基準値を超える放射能に晒されたため、7段階の国際原子力事象評価尺度のうち「異常事象」とされる「レベル2」と評価した。原子力業界以外の工場でレベル2の事故が起きるのは極めて珍しいという。(c)AFP