【10月8日 AFP】米アリゾナ(Arizona)州グランドキャニオン(Grand Canyon)で6日、観光客の男性が高さ80メートルのがけから転落し、死亡した。米国立公園局関係者が7日、明らかにした。グランドキャニオンでの落下事故で死亡したのは、今年に入って3人目。

 関係者によると、死亡したのは、同州スコッツデール(Scottsdale)在住のマイケル・ウイルソン(Michael Wilson)さん(47)で、絶景ポイントとして知られるサウス・リム(South Rim)から落下したという。現在、事故に対する調査が行われているという。

 グランドキャニオンでは、今年8月に19歳のカナダ人男性が岩場から落下して死亡しているほか、急流下り中に落下した62歳の米国人男性も死亡している。

 グランドキャニオンでは毎年、2-3人が転落死しているという。(c)AFP