排水溝で遊んだ2歳児、風呂場壊して救出 豪州
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【7月14日 AFP】オーストラリアの2歳の男児が家の風呂場で、排水溝に指が吸い込まれる感覚を面白がって、指を入れて遊んでいたところ取れなくなり、風呂場をほぼ丸ごと解体した後に救出された。
男児は指2本を排水溝に吸い込まれ、消防当局およびビクトリア(Victoria)州の救急隊が6時間かけて救出した。
豪AAP通信に対し、消防隊員の一人は「排水溝が腐食していて、取り外そうとしたところ曲がってしまい、子どもが痛がったのであまり動かせなかった。このためチームが家の下に潜り込んで水道管を切断し、浴槽を持ち上げてすき間を作ることになった」と語った。「風呂場はほとんど壊した。浴槽を解体するために、タイルも壁からはがす必要があった」 という。
指が吸い込まれてしまった男児セス(Seth)君の自宅があるのは、ビクトリア州中部の町ベンディゴ(Bendigo)。風呂場からは救出されたが、その後、指が水道管と排水溝にはまったままBendigo Base病院に搬送された。最後は弓のこと水圧制御装置を使用して、ようやくセス君の指は「解放」された。
前出の消防隊員によると救出作業中、セス君は時々怖がっていたが、笑うこともあって元気な様子で、切り傷や打撲傷もなく、水ぶくれが一つできただけで救出された。
風呂場は徹底的に破壊されたものの、両親や祖父母はセス君が無事助かったことに胸をなでおろしている。(c)AFP
男児は指2本を排水溝に吸い込まれ、消防当局およびビクトリア(Victoria)州の救急隊が6時間かけて救出した。
豪AAP通信に対し、消防隊員の一人は「排水溝が腐食していて、取り外そうとしたところ曲がってしまい、子どもが痛がったのであまり動かせなかった。このためチームが家の下に潜り込んで水道管を切断し、浴槽を持ち上げてすき間を作ることになった」と語った。「風呂場はほとんど壊した。浴槽を解体するために、タイルも壁からはがす必要があった」 という。
指が吸い込まれてしまった男児セス(Seth)君の自宅があるのは、ビクトリア州中部の町ベンディゴ(Bendigo)。風呂場からは救出されたが、その後、指が水道管と排水溝にはまったままBendigo Base病院に搬送された。最後は弓のこと水圧制御装置を使用して、ようやくセス君の指は「解放」された。
前出の消防隊員によると救出作業中、セス君は時々怖がっていたが、笑うこともあって元気な様子で、切り傷や打撲傷もなく、水ぶくれが一つできただけで救出された。
風呂場は徹底的に破壊されたものの、両親や祖父母はセス君が無事助かったことに胸をなでおろしている。(c)AFP