【5月5日 AFP】(写真追加)ブラジル北西部アマゾナス(Amazonas)州を流れるソリモンイス(Solimoes)川で4日、定員オーバーの客船が転覆し、少なくとも15人が死亡、30-40人が行方不明となっている。

 アマゾナス州の消防当局によると、救助隊は同州の州都マナウス(Manaus)から80キロメートルのマナカプル(Manacapuru)近くの事故現場で、これまでに男女15人の遺体を川から回収、また行方不明者の捜索を続けているという。

 客船は定員50人のところを約110人が乗船しており、大半がパーティー帰りの若者だった。消防当局は、転覆の原因は定員オーバーと強風の可能性があると指摘している。

 地元ラジオ局が伝えたところによれば、ソリモンイス川はアマゾン(Amazon)川の主要支流の1つで、水深は約100メートル。(c)AFP