【1月9日 AFP】米テキサス(Texas)州チェンバース(Chambers)郡で鳥撃ちに出かけていた男性(46)が、猟犬が飛び回るうちに暴発した銃弾に当たり死亡した。同郡保安官事務所が8日、明らかにした。

 一緒にいた友人によると、男性は林の中に打ち落とした獲物を取ってこさせるため、猟犬を乗せた小型トラックに向かった。男性がトラックのテールゲートを開くため猟銃を荷台の中に置いたところ、興奮したイヌが飛び回るうちに銃が暴発。銃弾は鉄板を貫通して男性の太ももに命中した。

 友人は男性を近くの病院に急いで運び込んだが、銃弾が動脈を切断していたため助からず、5日午後6時20分、男性は死亡した。

 死亡した男性は高校教諭で、狩猟愛好者だった。銃には泥まみれのイヌの肉球の跡が多数残されていたという。副保安官は「当たり所が悪かった。まれなケースだ」と話している。(c)AFP