南極で立ち往生のトロール船に米軍輸送機がエンジン部品を投下
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【1月6日 AFP】(1月11日 一部訂正)南極海で立ち往生している英国のトロール船に対し米空軍機が6日、上空から緊急部品を輸送した。
英国のトロール船「(Argos Georgia)」は前週、南極のロス海(Ross Sea)で漁を操業中に動力を失い、動けなくなっている間に海上が凍結し立ち往生している。
6日、米軍輸送機C17グローブマスター(Globemaster)がニュージーランドから南極へ向かい、上空約120メートルからトロール船用のエンジン部品を投下した。
同海域の救援責任はニュージーランドにあるが、トロール船救出の方法はどれも時間がかかることが明らかになり、同国が米国に協力を要請した。同輸送機は米国の南極調査チームに物資を供給するため、要請前からニュージーランドに待機していた。
「Argos Georgia」は全長36メートルで、南大西洋上の火山島である英属領セントヘレナ船籍。同じく英領フォークランド諸島(Falklands)に拠点を置くアルゴスグループ(Argos Group)が所有する。(c)AFP
英国のトロール船「(Argos Georgia)」は前週、南極のロス海(Ross Sea)で漁を操業中に動力を失い、動けなくなっている間に海上が凍結し立ち往生している。
6日、米軍輸送機C17グローブマスター(Globemaster)がニュージーランドから南極へ向かい、上空約120メートルからトロール船用のエンジン部品を投下した。
同海域の救援責任はニュージーランドにあるが、トロール船救出の方法はどれも時間がかかることが明らかになり、同国が米国に協力を要請した。同輸送機は米国の南極調査チームに物資を供給するため、要請前からニュージーランドに待機していた。
「Argos Georgia」は全長36メートルで、南大西洋上の火山島である英属領セントヘレナ船籍。同じく英領フォークランド諸島(Falklands)に拠点を置くアルゴスグループ(Argos Group)が所有する。(c)AFP