ウクライナの共同住宅でガス爆発、犠牲者さらに増えて13人に
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【10月14日 AFP】(10月14日一部更新、写真追加)ウクライナ東部のドニエプロペトロフスク(Dnipropetrovsk)で13日午前11時(日本時間午後5時)、天然ガスが原因とみられる爆発があり、共同住宅の一部と付近の建物の窓が損壊、少なくとも13人が死亡、23人が負傷した。同国の非常事態省が発表した。
これまでの報道では9人が死亡とされていたが、爆発した住宅から新たに2人の遺体が発見された。ただし、同省の地方支部によると、その2人の遺体はまだ収容されていないという。
ロシアのインタファクス(Interfax)通信によると、その後、がれきの下からさらに1人の遺体が見つかったほか、病院で1人の死亡が確認された。非常事態省は子ども6人を含む23人の負傷者が病院に搬送されたと発表した。
住宅の中心部分は全壊しており、爆発時に住宅内にいた可能性のある、少なくとも21人の所在を現在も確認中だという。残りの建物にいた住民は避難した。
救助隊約100人や救助犬が生存者の救出に当たっている。中に娘がいるとして警察の非常線を越えようとした女性もいた。
爆発が起きたのは約400人が居住する10階建ての共同住宅で、地元ガス会社は原因不明のガス圧の急上昇が爆発を引き起こしたと語っている。
爆発前にガス臭がしたとの住民の証言や、同日早朝に建物のガス供給設備付近で不審な男性3人がいたとの目撃情報もあるが、確認は取れていない。地元検察局は事件の捜査を開始した。
インタファクス通信によると、閣僚らとともに現場を訪れたビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych) 首相は、「恐らく」ガスの供給システムの「故障」が原因だろうとの見解を示した。
また事故についてビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領は哀悼の意を表明している。(c)AFP
これまでの報道では9人が死亡とされていたが、爆発した住宅から新たに2人の遺体が発見された。ただし、同省の地方支部によると、その2人の遺体はまだ収容されていないという。
ロシアのインタファクス(Interfax)通信によると、その後、がれきの下からさらに1人の遺体が見つかったほか、病院で1人の死亡が確認された。非常事態省は子ども6人を含む23人の負傷者が病院に搬送されたと発表した。
住宅の中心部分は全壊しており、爆発時に住宅内にいた可能性のある、少なくとも21人の所在を現在も確認中だという。残りの建物にいた住民は避難した。
救助隊約100人や救助犬が生存者の救出に当たっている。中に娘がいるとして警察の非常線を越えようとした女性もいた。
爆発が起きたのは約400人が居住する10階建ての共同住宅で、地元ガス会社は原因不明のガス圧の急上昇が爆発を引き起こしたと語っている。
爆発前にガス臭がしたとの住民の証言や、同日早朝に建物のガス供給設備付近で不審な男性3人がいたとの目撃情報もあるが、確認は取れていない。地元検察局は事件の捜査を開始した。
インタファクス通信によると、閣僚らとともに現場を訪れたビクトル・ヤヌコビッチ(Viktor Yanukovych) 首相は、「恐らく」ガスの供給システムの「故障」が原因だろうとの見解を示した。
また事故についてビクトル・ユーシェンコ(Viktor Yushchenko)大統領は哀悼の意を表明している。(c)AFP