【8月9日 AFP】北京五輪、テニス・女子シングルスに出場予定のエレナ・ヤンコビッチ(Jelena Jankovic、セルビア)が9日、ふくらはぎに痛みを覚えたことを理由に同大会に出場するかどうかは疑わしい状況だということを認めた。

 けがに苦しむシーズンとなりながらも、8月11日付けのランキングで世界1位となるヤンコビッチは、右足にテーピングを巻いて記者会見場に臨み、「今日練習してみて、明日どのような状況になってるか見てみるわ。もしプレーできなくて、コート上でベストが出せないようなら出場しない。そのリスクは私が負うべきではない」と話し、けがを悪化させるリスクは負わないことを発表した。

 ヤンコビッチは、このけがは左足のひざの故障をかばいすぎて起こったものであると説明している。

 同じセルビアのアナ・イワノビッチ(Ana Ivanovic)に代わって世界1位になるヤンコビッチは、シングルス1回戦でジンバブエのカーラ・ブラック(Cara Black)と対戦する予定になっている。(c)AFP