【8月6日 AFP】(写真追加)フランス競泳界のスター選手であり、2004年に行われたアテネ五輪の女子400メートル自由形で金メダルを獲得したフランスのロール・マナドゥ(Laure Manaudou)は、北京五輪を迎えるにあたってプレッシャーを感じてはいないと主張した。

 アテネ五輪で金メダルを獲得し、その後活動の拠点をフランスからイタリアに移した2007年にはプライベートのゴシップ記事が多く掲載されるなど荒れた年を過ごしたが、現在のマナドゥは世間から注目を浴びることに関しては問題を抱えていない。

 記者から2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得した時よりもプレッシャーは少ないのでは、と質問されたマナドゥは、「はい。アテネの時に私の周りの人々は、たとえ何が起こっても結果が重要だと私に言いました。私がここ(北京)で成し遂げることはボーナスのようなものです。上手くいけば素晴らしいけど、もし上手くいかなくても世界が終わるわけではない。その結果によって死ぬわけではないですし。競技においていつもベストでいることは不可能です。私はただベストを尽くして何が起きるのかを見届けたい」と語り、周りを意識せずにベストを尽くすことを誓った。(c)AFP/Elodie Paterne