【7月29日 AFP】北京五輪の日本選手団は、北京(Beijing)市内の大気汚染対策として、工事現場で使用する防塵(ぼうじん)マスク約500枚を持参する。マスクを提供した「興研」の関係者が28日、発表した。

 呼吸機器やガスマスク、空気清浄機を製造するメーカーの興研は、北京での練習の際に選手が使用できるようにと、日本五輪委員会(JOC)にマスクを無償提供した。

 興研によると、このマスクは、ほこりの多い工場や工事現場で使用されているもの。また、感染症を防ぐために病院でも利用されているという。選手が吸い込む微粒子の95%をカットすることができる。(c)AFP