野口 北京五輪マラソンコースに手応え
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【6月30日 AFP】史上初の五輪女子マラソン2連覇を目指す日本代表の野口みずき(Mizuki Noguchi)は、大気汚染、気温と湿度、固い路面等の懸念される中、北京五輪のコースに手応えを感じているようだ。
開幕まで6週間を切った北京五輪に向け現地で試走を行った野口は「ワクワクしてきた」と話し、2004年アテネ五輪で優勝を果たした時と同じ感覚がすると明かした。
2日間の日程で試走を行った野口は大気汚染について「走り終わったあとも、私の喉は痛くなかった」と語り、気温については「(コースの)後半には木が多くあるから日陰も多いし、暑い中で緑を見ると心理的に助けてくれる」と語った。しかし、野口が試走を行なった日は最高気温が25度程度だが、五輪が行われる8月中旬には過去に35度を記録している。また、平均湿度は79パーセントまで上がる。それでも野口は焼けるような暑さの中で行われたアテネ五輪で優勝を果たしている。
マラソンのゴール地点である北京五輪のメインスタジアム(通称「鳥の巣(Bird's Nest)」)に向かう、石畳の固い路面については「思っていたより固いとは感じなかった、自分のペースが掴みやすい。鳥の巣が視界に入ってきたら、自然とペースが上がった。(本番の)いいシミュレーションになった」と語った。
また、天安門広場(Tiananmen Square)からスタートし長安街(Chang’an Avenue)、北京大学(Beijing University)や華やかな電気街の中関村(Zhongguancun)を通るコースについては「少し退屈だったけど、通りが広く開けていてやり易かった」と語った。
また、どこでスパートをかけるかとの質問に対し「あなたには言えない。でも、私の中にイメージはある」と微笑んだ。
最後にライバルについて聞かれると「自分自身。冷静に戦わなければならない」と語る野口だった。(c)AFP/Shigemi Sato
開幕まで6週間を切った北京五輪に向け現地で試走を行った野口は「ワクワクしてきた」と話し、2004年アテネ五輪で優勝を果たした時と同じ感覚がすると明かした。
2日間の日程で試走を行った野口は大気汚染について「走り終わったあとも、私の喉は痛くなかった」と語り、気温については「(コースの)後半には木が多くあるから日陰も多いし、暑い中で緑を見ると心理的に助けてくれる」と語った。しかし、野口が試走を行なった日は最高気温が25度程度だが、五輪が行われる8月中旬には過去に35度を記録している。また、平均湿度は79パーセントまで上がる。それでも野口は焼けるような暑さの中で行われたアテネ五輪で優勝を果たしている。
マラソンのゴール地点である北京五輪のメインスタジアム(通称「鳥の巣(Bird's Nest)」)に向かう、石畳の固い路面については「思っていたより固いとは感じなかった、自分のペースが掴みやすい。鳥の巣が視界に入ってきたら、自然とペースが上がった。(本番の)いいシミュレーションになった」と語った。
また、天安門広場(Tiananmen Square)からスタートし長安街(Chang’an Avenue)、北京大学(Beijing University)や華やかな電気街の中関村(Zhongguancun)を通るコースについては「少し退屈だったけど、通りが広く開けていてやり易かった」と語った。
また、どこでスパートをかけるかとの質問に対し「あなたには言えない。でも、私の中にイメージはある」と微笑んだ。
最後にライバルについて聞かれると「自分自身。冷静に戦わなければならない」と語る野口だった。(c)AFP/Shigemi Sato